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キャプテンコージの世界一周旅日記

地上絵の謎に迫る!

ペルー ナスカ

地図ペルー南部の乾燥地帯、ナスカ台地に、未だ多くの謎に包まれた地上絵の数々がある。有名なナスカの地上絵だ。俺はナスカに着いた次の朝、早速セスナでの地上絵ウォッチングの遊覧飛行に出かけた。

パイロットも含めて6人乗りの小型セスナでの俺の席はパイロットの横、特等席だった。地上絵が見やすいようにセスナは左右に旋廻し、大きく傾きながら飛ぶ。地上絵はばっちり見えた。有名なペリカン、コンドル、サル、クモ等、様々な絵や図形は、驚くほどくっきりと描かれていた。

誰がいつ頃どうやって描いたのかについては、既に定説となっているものがある。紀元前200年頃から紀元800年頃に栄えたナスカ文明の人々が、地表の黒い石を取り除き白っぽい地肌を露出させることによって描いたのだ。そして雨の降らない乾燥したナスカの気候が、地上絵を現在にまで残しているのだ。

しかしやはり何の為にこんな絵を大地に書いたのかと考えると、それは不思議で仕方がない。インターネットカフェにこもって色々な研究成果や学説を調べてみたが、どれも全ての事実を完全に立証するには至っておらず、説得力にかける。そこで俺は俺
なりにその謎に迫ってみた。

写真多くの壁画のように、信仰的な意味合いを持っていることがまず考えられる。描かれている動植物の絵は当時のナスカ文明の神やその象徴を表しているのかもしれない。だが、中にはこの地方には存在し得なかった動物の絵も描かれているし、そもそも絵自体を空からでないと確認できない程の大きさで描く必要もない。

現在最も有力とされるのはカレンダー説も含めた天体説だ。幾何学的な直線は天体の軌道を表し、絵は星座を表すというものだ。その根拠となるのは天体の運行と関係する図形が多く存在するということなのだが、逆に言えば関係しない図形も多く存在する。天体説というのは、このようなオーパーツ(ある時代の産物が当時の知識や技術のレベルを大きく越えているもの)の解明にはよく登場してくる。ある星座の起動とここのラインが偶然にも一致している!という具合だ。エジプトのピラミッドもそうだ。が、それはまさに“偶然”のケースが多い。建造物や図形の中の多くのデータと、文字通り星の数ほどある星の中から偶然一致するデータを探してくるのだ。そりゃ探せば何かは見つかるだろう。それらの多くは統計学的にも偶然以上のものでは
ない。

滑走路説というものもある。人類の飛行機や、宇宙人の飛行物体のための滑走路だというものだ。図形の中には滑走路によく似た平行線や誘導するような矢印が多く描かれているのが根拠だ。だがそもそも動物などの絵の説明は全く欠けているので説得力はない。

写真もっとシンプルに考えてみよう。人間の自然な心理に返って考えてみよう。何かを表現する、何かを描く時、そしてそれが誰かに向けられている時、それは必ず何らかのメッセージを持っている。

学生時代、友人4人と東京から鹿児島まで車で旅をしたことがある。ある日、夜明け前に鳥取砂丘に着いた。1人の友人と砂丘まで行ったとき、その大きな斜面に何かを書きたくなった。俺達は、まだ車内で眠っている、前日の夜アナウンサーの内定が決まったばかりの岡本(現山陰中央テレビアナウンサー)に巨大なお祝いメッセージを書いた。それは奴が起きてこれを見た時に喜ぶだろうと思ったからだ。俺はそのときのことを思い出した。

俺達のメッセージは地上から見えるように斜面に描いた。ナスカの地上絵は平面の大地に描かれている。それは空から見えるようにだ。空には誰がいるのか?

当時のナスカ文明では熱気球が既に存在していたという。だとしたら人々はそれに乗って地上絵を見ることができたのかもしれない。だが、NASAが打ち上げた資源探査衛星が撮影した画像から、全長50kmという超巨大な矢印のような図形が発見された。これは、現代の飛行機の高度からでも全体を確認することはできないほどの大きさだ。この大発見は、地上絵のメッセージが地球規模を超えているということを意味する。

では地球の外の誰に向けてのメッセージなのか?神か、死者か、宇宙人か。いずれにしても、矢印などの図形はある地点への誘導が目的だったと考えることができる。神が地上に舞い降りるのか、死者が蘇るのか、宇宙人がやって来るのか、とにかく誰かを呼びたかったのだろう。だが神や死者に誘導が必要だと考えるだろうか。

写真一つを除く全ての絵は、地球上に存在する動植物の絵だ。例外の一つとは、“宇宙人”とも“宇宙飛行士”とも“フクロウ人間(何だそりゃ!)”とも言われる絵だ。フクロウ人間は置いておいて、これは他の絵に比べて実在する生き物、人間の絵を描いたにしてはあまりにも稚拙すぎる。それはまさに、誰もがイメージしやすい宇宙人の姿だ。そして、この絵だけが、平面ではなく丘の斜面に描かれている。ある程度低い位置から見やすい角度に描かれているのだ。

ズバリ、ナスカの地上絵は宇宙人に対するメッセージだった。動植物の絵の数々は、地球上の生物の紹介だ。当時のナスカの人々が宇宙人と何らかのコンタクトを取っていたというのは想像が飛躍しすぎているが、宇宙人に遭遇したと言う人間がいてもおかしくはない。現代でもそう自称する人間はたくさんいる。宇宙人や霊に遭遇した、何かのお告げを受けたという人間のほとんどは嘘か錯覚か夢でも見たのだろう。だが、それを本気で実際に経験したと思い込んでいる人は多い。ナスカの彼もそうだ。ひょっとしたらその彼、もしくは彼の話を信じた人が、ナスカの超重要人物だったのかもしれない。そして彼の宇宙人像を元に描かれたのが、この地上絵だ。実在のものではなく、想像のものだから、絵が稚拙なのだ。

そしてその宇宙人は右手の肘から先を上に上げている。「やあ!」と挨拶をしているか、「おいでおいで」をしているように見える。

誘導線、メッセージ、宇宙人、地球の紹介、おいでおいで、、、。

「宇宙人のみなさん、是非地球に遊びに来てください。ほら、ここです!地球にはこんな綺麗な生き物がいるんですよ。こうしてあなた達の仲間も呼んでいますよ!さあ、こちらからどうぞー!」

これが、ナスカの地上絵が持つ意味、メッセージであーる!

ダメ?