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ヨルダン アンマン、死海、ぺトラ、ワディ・ラム
次の日の朝、二人と別れて俺は一人、ワディ・ラムへ向かった。ワディ・ラムでは4WDのジープで砂漠を疾走し、見所を廻る一泊のツアーに参加した。ワディ・ラムは、砂漠の中に超巨大な山のような岩が点在している場所だ。映画“アラビアのロレンス”でベドウィン軍が馬(ラクダだっけ?)に乗って走るシーンなどの撮影に使われたのがワディ・ラムであり、ロレンスファンの俺にとってはダマスカスと並んで憧れの地でもあった。
広大な砂漠に巨大な岩が点在する異様な光景。その岩を50m程登った所に、ひょっこり水が湧き出る泉(ロレンスの泉)、砂時計のような急勾配の砂丘(ダンボールでそりにチャレンジしてみたのだが、砂に埋まってしまい出来なかった)や、砂漠をジープでぶっ飛ばす事自体楽しく、日中のツアーは充実したものだったのだが、なんと言ってもメインは夕方以降だ。
まず砂漠に沈む夕陽。微妙に変化していく空の色、砂の色が素晴らしい。そして砂の上でのサッカー。日本・ヨルダン対フランス・ポーランドは引き分けに終わった。晩飯は土を掘って釜で燻したローストチキン&玉ねぎポテト。雰囲気にマッチして最高だった。
そしてスーパーメインは星空だ。砂漠の夜空は凄い。360度広がる雲一つない空に、これでもかというくらいに星が光る。砂の上にブランケットを敷いて寝るのだが、視界の全てが星なのだ。流れ星は流れまくり。天の川は、本当の川のようだ。風はなく、地上に音と動きというものが全く存在しない。そんな中、ずっと星空を見つめていると、星がまたたく音が聞こえるような気がした。
次の日は、エジプトのヌエバ行きのフェリーに乗るため、ワディ・ラムを早朝出発して、アカバに向かった。噂では、午前11時にフェリーがあるという。だが9時過ぎにフェリー乗り場に着いてみると、なんとその日のフェリーは夕方19時の一本のみ。ガーーン!それまで、こんな何もない港で何をしろって言うんだよ!と思っていたら、そこへキEとS君が現れた。何とタイミングのいい奴らだろう。よし、また三人でエジプトへ行こう!
結局フェリーは1時間遅れて20時に出発し、紅海を渡って23時過ぎにヌエバに着いたのだが、何故かヌエバの港から深夜2時過ぎまで出させてもらえなかった。その後、ウザイウザイと評判のエジプト人、通称“エジ”のタクシーと交渉してから(本当にウザイ!)ダハブへ向かった。ダハブの宿にチェックインしたのは午前4時を廻っていた。
旅情報
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